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07/17
2008
くちびるから愛をきざもう
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ストーリー
身に覚えのない女の子から、妊娠したといきなり告げられ、
高額な金を要求されてしまった見習いシェフ兼貧乏学生の吾川京也。
ショックのあまり高校時代から食事の面倒をみてやっていた、友人の浅葱純大の家に駆け込むが、
話を聞くなり激昂した彼に、強姦まがいに抱かれてしまう。
翌日、うなだれる純大を「二度と会わない」と突き放し、
女の子から要求された金を確保するため、バイトに明け暮れる日々を始めるのだが―。
(裏表紙から引用)
満足度 ★★★★☆
自分が餌付けして、大きく育てた犬にがぶりと食われてしまう
…そんなお話。
BLって餌付けする作品が多いけど、これも食べ物が本当に美味しそうで
深夜に読んでるとお腹がすいて辛かった(笑)食事のシーンがすごく多い。
そうそう、基本的にネタバレは避けるブログです。
神葉理世さんの挿絵がすごく合ってて、たった一枚の挿絵なんだけど、
餌付けの過程がよく分かってより萌えます。
子犬も可愛いけれど、育ちすぎた大型犬っぷりも可愛い。
攻が受を好きで執着してることなんて、受以外はみんな(読者は特に)分かってるだろうに、
全く気が付かないので、ついにガーーーっと噛み付く訳です。
まさに、子犬から育てた飼い犬に噛まれたって感じですね。
が、受は受けても男前で毅然としてるし、情が深くて潔い男性です。
乙女思考と母性と男らしさが共存してて魅力的でした。とっても好みです。
純大(攻)は執着攻。
受のことが好きで好きで好きでしょうがない。
見た目は完璧かもしれないけど、色々足らないところもあります。
大きな子供というか、ワンコというか、執着攻めというか。
「受以外なにもいらない」と言ってしまう、偏って執着して独占したがる攻が大好きなのです。
すぐ嫉妬する余裕のなさも可愛いですね。
執着、ワンコ攻×おかんで男前受。
執着モノって攻めに主導権があるようでいて、受け入れてくれる受の手のひらで転がされてる感が
あって、そこに萌えを感じるんですよ。
シンプルな話なんだけど、そんな二人の気持ちの流れが丁寧に書かれて感情移入できるし、
エロもしつこくない程度に楽しめて、
おかんも執着ワンコも魅力的。
結構薄い文庫なのですが、ぎゅぎゅっと濃縮して、まったり楽しく読めました。
結構シリアスな展開のはずなのに、根底に二人の歴史と信頼があるから
まったりと癒されるのかもしれないな。
男前でおかんな京也(受)、次は純大(攻)ワンコにおあずけと我慢を教えてやってください(笑)
でも、「おかわり」ばかりしてそうな幸せなカップルで読後感が良いです。
萌え。
京也(受)以外のことは全然興味がないし、ちょっと?困ったところがある純大なので
育てる余地は他にもまだまだあるでしょう。
おかんで男前で人が良くて愛情深い京也と、彼が好きで好きでしょうがない
ケモノで大きな子供みたいな純大なら、末永く上手く行くと思うよ。



