Fri
02/15
2008
ヴィクトリアンロマンス
| ヴィクトリアン・ロマンス (リーフノベルズ) | |
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ストーリー
天涯孤独の勇刀は、幼い頃から英国商人の家で下男として、蔑まれ虐げられてきた。
そしてとうとうある日、主によって人買いに売られてしまう。暗い船倉の檻の中、行き着く先は異国の娼館だと知らされ、必死に救いを求める勇刀。
諦めかけたその時、勇刀の前に美貌の英国人貴族・アーサーが現れた!!驚く勇刀に、彼は英国から勇刀を迎えに来たと優しく抱き締めて―。19世紀末に咲く運命の恋の花。
オススメ度 ★★★☆☆
非常にベタで実にリーフノベルらしい作品。
シンデレラとショタ、貴族時代物が好きな方には良いと思います。
私は全てに当てはまるのでまぁ満足しました。
タカツキノボルさんの絵がとても綺麗で盛り上げてるので、挿絵が違えばもうちょっと評価が
違ったかも。
よくあるBL的シンデレラストーリーでお約束の場面を盛り込みつつ、基本的には甘いのですが、
攻(大貴族で遊び人)が受(貧しい育ちで急にシンデレラになった)が
あまりに幼稚で貴族的機知に富んだ会話、遊びが出来ないことに
物足りなさを感じてしまいます。貴族は退屈が苦手なのですね。
受を捨てて社交界の危険なパーティに浮気をしに行ってしまったのには
とてもびっくりしました(笑)BL的にはとっても斬新!
年上攻は受に夢中っていうのがほとんどですからね。
加えて、
基本的にこういう設定だと周囲が全て受万歳でちやほやされるのがほとんどですが、
受は日本ではあいのこ(イギリス人とのハーフ)として、イギリスに渡っても
東洋人の子として疎外されますし、
シンデレラになって、イギリス社交界で美貌でチヤホヤされても
貴族的こなしが完璧には出来ないから、馴染むことが出来ないし、攻との距離を感じます。
基本的に激甘なのですが、甘いばかりではないのです。
浮気をしてしまう人間味ある攻と、健気で可愛いばかりではなく自分の置かれた状況を
理解して、身の引き方もわかる賢い受に好感を持ちました。
シンデレラものだけど、アホエロばかりではないのです。ここがこの作品の特徴かな。
結局まぁお約束で目新しいところもないので★は三つにしてみました。
最後に個人的に萌えたシチュ
・攻が受の名誉を守るために、受を襲いかけた相手に白い手袋を投げて
決闘を申し込む
白い手袋ですよ!!なんて貴族的で萌え!!
・本当に性的なことをなにも知らない受に一から手ほどき
ショタ好きの血が騒ぎます(笑)「変になっちゃう」ってノリですね。
受は15歳で攻はショタもいいところだと思うのですが、気持ちが良く分かります。
可愛いですよねー。自分の色に染めたくなるってものです。
この2つの場面でもう十分もとは取れたと思います(笑)



